ごあいさつ

税理士 梶 勤

こんにちは。梶と申します。
ホームページの挨拶文章を、という事で書かせて頂いておりますが、意外に難しいモノですよね。
誰がどんな状況で見ていただいているかわかりませんので、初めまして!でもないかも知れません。
そんな訳で、月並みに自己紹介をさせて頂きます(^^;)

私は、生まれも育ちも大阪府箕面市粟生間谷です。一度も引っ越したことがありません。チャンスはありましたが。
ですから、一人暮らしには憧れましたね〜。しかし、そこには根本的な問題がありました。
家に帰って、誰もいない、という状態に耐えられないんです(泣)。寂しがり屋なんていうカワイイ言葉で済まされるのかどうかわかりませんが。
今は、奥さんも子供もおりますので、この危機的な状況は避けることができたのですが。

学生時代は、剣道やバスケット、バンド活動や吹奏楽など、なんだか色々やりましたが、大学時代にはグリークラブに所属していました。
環境団体じゃないですよ。よく、グリーン倶楽部などと間違える人がいますが。
平たく言うと、男声合唱団なんです。気持ちわるゥ〜、と思った人はいませんよね?
これでも、かつては日本で有数の名門男声合唱団だったんです。
今でも、友人たちとアカペラを続けてますよ!でも、ボイスパーカッションです。

大学卒業後、すぐに税理士になった訳ではありません。逆に、そういう「簿記」とかいうものを避けていましたね。
ダッサーい、と思っていましたから。
大学3回生の冬に、思い出すのも辛くなる阪神淡路大震災が起こり、人々の安否確認に、偶然父が持っていた携帯電話を使ったんです。
まだ誰も持っていなかった携帯電話でした。
その電話のお陰で、安心した家族の声も聞けましたが、悲しみの声も聞きました。
でも、そんな1本の連絡が、人と人とをつなぐ架け橋になるんだと実感し、まだ全く普及していない携帯電話の会社に勤めようと決意したんです。

就職当時は、関西ローカルの小さな会社でしたが、今は海外にまで手をのばす、大きな会社になってしまいました。
そこで経理に配属され、当時会社が日産資本から京セラ資本に変わったこともあり、間接的にではありますが稲盛和夫名誉会長の、徹底したコスト管理やアメーバ経営をかじらせて頂きました。

6年程の一般企業勤務でしたが、日本で初めてのプリペイド携帯電話開発で、経理システム関係の開発に携わり、大阪国税局との折衝などを経験し、ほんとに私にとって大きな財産となるサラリーマン生活でした。また、上司や同僚などにも恵まれ、現在の税理士業で、対法人への仕事については、このサラリーマン時代の経験がものを言っている、と言っても過言ではありません。

やがて、会社合併に伴い、転勤などという話も出てきたころ、退職し税理士になる決意をしました。
なんで?って思いますよね。周りの人にもそう言われました。

実は、我が家は、冒頭にも言いましたように、箕面の田舎の方にある、昔ながらの家です。
以前は養鶏業を営んでおりましたが、私が小学生高学年の頃に廃業し、学生向けのアパート経営をしていたんです。
勿論、今でもアパート経営をしており、なんと自己管理物件ですので、今では私や私の奥さんが退去後の部屋を掃除したり、ペンキ塗りや簡単な修繕をやっています。

これは早くサラリーマンを辞めて、家の事をしなければ、と思い立つも、所得税や相続税の勉強もしないと、他人さんに任せてる訳にはいかないなぁ、と考え、いっそ、税理士を目指そう、と思った訳です。

先ほど、サラリーマンの経験が現在の税理士業に役立っている、という話をしましたが、対個人のお客様については、我が家で起こる諸問題が、そのままお客様へのアドバイスになっていたり、と、これもまた大変役立っています。良いのか悪いのかわかりませんが。

その後の税理士試験の受験生活は、なかなか辛く長いものでしたが、受験と並行して、梅田の掛川雅仁先生の事務所や、千里中央の上野弘之先生の事務所に勤務し、実務の基礎から、ビシビシと愛の鞭で叩きこんで頂きました。

数々の恩師あっての私ですが、また恩師が私にして頂いたように、その教えを感謝の気持ちを交えて伝えていきたいと思っています。
また、私を信じて御依頼頂くクライアント様に対しては、そのお気持ちを裏切るような事がないよう、サラリーマン時代の経験や我が家の失敗談も、今となっては良い教科書として使いながら、税金の損得勘定だけではない真のパートナーとして務めて行きたいと思っています。

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